薬を使わない精神科医/みやじっちのメンタルセラピー
薬を使わない精神科医/みやじっちのメンタルセラピー

2013年

6月

07日

もっと楽ちんに生きてもいいんじゃない?

【コラム】生きるって、スゴイ!:第19回

写真右:山本潤子さん、写真左:「みやじっち」宮島賢也
写真右:山本潤子さん、写真左:「みやじっち」宮島賢也

先日、我らが<みやじっち>薬を使わない精神科医・宮島賢也と、絵本・メンタルセラピスト<くるみちゃん>山本潤子さんのコラボ講演に行ってきました。題して「もっと楽ちんに生きてもいいんじゃない!~薬に頼らない生き方・あり方~」。

くるみちゃんとみやじっちは3年のお付き合い。すでに10数回のコラボ講演行っています。今回はくるみちゃん主催、みやじっち客演で3時間の講演でしたが、くるみちゃんの絵本朗読とみやじっちの談話に加えてゲストスピーカーも加わり、スムーズな流れと飽きの来ないプログラムで、あっという間の3時間でした。

さて、絵本セラピーとは?

「絵本は子どものためだけのものではありません」と、山本潤子さん(くるみちゃん)。山本さんが認定を受けた<絵本セラピスト協会>が提唱する絵本セラピーとは、大人のためのワークショップ。「同じ1冊の本を読んでも、それぞれに感じることが違います。それは個々人の知識や経験、価値観が絵本を通して映し出されるからです。絵本は心の鏡になり得ます。絵本を通して何が映し出されるか、そこに注目したのが絵本セラピーです」と言います。「絵本を通して、これまで気付かなかった自分自身の内面や当たり前だと思っていた価値観、ものの見方に気付くことができるのです」。

くるみちゃんは今回の講演で7冊の絵本を朗読してくださいました。参加者全員が声を出して繰り返す絵本があったり、韻を踏む絵本ではそのユーモアについウフフと笑ったり、やるせない気持ちをさりげなく絵本にした作品では思わずホロッとしたり、有名な童話のストーリーを逆さまにした作品には目からウロコの衝撃があったりetc.

くるみちゃんは、それらの作品について、多くを語りません。皆の心に余韻が沁み込んで行く時間、そして各人がそれぞれに思いを馳せる時を作ってくれます。また絵本で示された事を参加者全員で実践することも。例えば<挨拶からはじめて仲好くなれる>というお話にちなんで「では、おとなり同士、簡単な自己紹介をしてみましょう」、<自分を愛そう>というお話では「自分の良いところを1分間で書き出してみましょう」と。すると満席の会場が急に親密な空間に変わります。絵本の優しい世界が心地よく、素直な気持ちにさせてくれる時間でした。

絵本の朗読からみやじっちのお話へもスムーズにバトンタッチ。みやじっちは、自身の生い立ちから受験勉強に追われ苦しかったこと、医大に入り研修医となるも研修で心身ともに疲れ果て、ついに<うつ>になり、7年間も薬を服用し続けたことなど、辛い体験を経て現在、<薬に頼らず、薬を使わず、考え方や生き方を変える>というメンタルセラピーを提唱。

<心の苦しさはやがて身体にも表れる><子供やパートナーに症状がでたら、それも自分の厳しい考え方を教えてくれるサイン>、<人を変えることはできない>、そして、<自分を楽に変えよう>、<相手を信じて見守ろう>と語ります。

<自分を愛し、もっと楽に生きよう>というメッセージには、自分が許されたような気持ちになり、心を軽くしてくれました。

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